未病改善の「未病」とは人間の状態を健康と病気だけで捉えるのではなく、そのあいだにある状態のことを指します。何も症状がなかった人が急に病気になることはありません。

必ず見逃しがちな小さい症状があり、肩こり、睡眠の質が悪い、目が疲れやすい、肌が乾燥しがち、などと言った誰もが感じたことのある症状があり、ほとんどの場合は、病気ではないからこんなものだ、と思ってスルーされています。この状態こそが「未病」であり、私たちは健康と病気のあいだの状態で長い時間を過ごしていると言えます。症状がない、と思っている人も気づいていないだけかもしれません。頑張り屋さんに多くみられ、我慢することが当たり前になってしまっていることもあります。

そのため私たちが健康でいるためには自分自身が「未病」の状態にあることを意識し、病気になる前に治す「未病改善」の心がけが大切なのです。