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二十四節気 「小寒・大寒」について

  • 2022年1月14日
  • 読了時間: 2分

お正月が過ぎ、

いつも生活に戻られた方が多いと思いますが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今年もこちらのブログで二十四節気について、

少々マニアックな部分も出てくるかもしれませんが、

その時々の季節についてのお知らせしたいと思います。


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冬は養蔵、閉蔵の季節とも呼ばれ、締めの期間となります。

動物たちが冬眠するように、人間もまた冬眠はせずとも、

1年の締めくくりとしてしっかり栄養をたくわえて寝かせ、

次にやってくる春を待ちます。


二十四節気では現在「小寒」で、もう少しすると

寒さが深まる「大寒」の時期にあたります。


小寒は1月5日から15日頃で、これからさらに寒さが厳しくなる頃。

大寒は1月20日から2月3日頃までとされていて、

小寒と大寒を合わせて「寒の内」と呼びます。

寒の内は一年で最も寒い時期で、

各地で最低気温を記録するのもこの頃です。


寒が明けると、春の始まり「立春」を迎えます。

まだまだ寒いながら、冬の極みは過ぎ去り、

春への準備が進む季節です。


春に向けて動物が冬眠し、

木々が葉を落とすように、

必要以上に動かずゆったりと過ごしましょう。


外気は冷たく、太陽も早く沈みます。

陽気をしっかりと補って陰陽のバランスを保ちましょう。

陽気を補う食材は、ごぼうやにんじん、鰯などです。

また、旬のものとして野沢菜、

鰤・赤貝・金柑などもおすすめです。


冬の過ごし方で、

次にやってくる春を健やかに送れるかどうかが左右されます。

一年で最も寒い時期を楽しみながら、

春の訪れを待ってみてはいかがでしょうか?

今体調を崩されている方は体に無理がかかっているので、

頭痛があったり、動悸がしたりする場合があります。

1日の中でホッと一息つけるティータイムを設けたり、

ゆっくりと入浴をしたりすると体調が整いやすくなります。


次回は立春についての記事を投稿しますので、

こちらもお役に立てれば幸いです。

 
 
 

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