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二十四節気 穀雨・立夏について

4月20日から、

5月5日くらいまでの間は二十四節気のひとつ、穀雨の期間です。


穀雨は春季の最後の節気で、

地上にある沢山の穀物に水分と栄養がためこまれ、

元気に育つよう、恵みの雨がしっとりと降り注いでいる頃のことです。

変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、

日差しも強まり気温も上がってきます。


穀雨の頃は春の花が次々と開花する時期でもあります。

代表的な花には牡丹、チューリップ、藤などがあります。

心地の良いこの時期に鑑賞に行ったり、

部屋に花を飾ってみると華やかな春を感じられるでしょう。


穀雨が終わると立夏となり、暦の上では夏が始まります。

5月6日から5月20日ごろまでが立夏で、

この時期は気温は高くても湿度が低いことが多いので

最も過ごしやすい期間とも言われています。

お出かけには最適ですが、

紫外線が強い時期なので紫外線対策は忘れずに行いましょう。


この時期は日ごとに木々の緑が濃くなり、

万物が成長していきます。自然のリズムと心身が

調和するよう私たちも活動的になりやすいです。

心身共にのびのびと、気持ちよく体を動かして、

汗を流すと良いでしょう。

また、立夏を迎えると内臓の働きも活発になるため、

エネルギーや栄養が必要とされます。

丹田(おへその少し下)を意識した呼吸をすると内臓を刺激でき、

インナーマッスルも鍛えられます。

栄養を摂るための旬の食材はたけのこ、

鯵や金目鯛、いちごなどがおすすめです。

春から夏に変わっていくこの季節、

体を動かしたり旬のものを食べたりして

四季の移り変わりを感じながら一日一日を大切に過ごしてみましょう。

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